2024.07.19

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

福岡発祥のラーメン店「名島亭(なじまてい)」は、2024年7月22日(月)より看板商品の豚骨ラーメンをリニューアルいたします。

1987年、福岡市東区名島に創業した「名島亭」。福岡を代表する豚骨ラーメンである、久留米ラーメンと長浜ラーメンの要素を融合させたラーメンで人気を博しました。2022年に本店は閉店してしまいましたが、現在福岡県内に2店舗、神奈川県に1店舗の計3店舗を展開しています。

「名島亭」のスープは、「築炉釜(ちくろがま)」という特製の釜を使い、継ぎ足しながら作る「呼び戻し製法」でコクと旨みを重ねてきた秘伝のスープ。リニューアル後も製法はそのままに、豚頭、げんこつを使用し丸2日以上かけて丁寧に仕込み、これまでよりもさらに深みのある、まろやかな味わいが特徴のスープに仕上げます。麺は、これまでの極細麺から、スープとのバランスのいい細麺(番手24番)にリニューアル。麺に使用する小麦粉は、小麦の風味が豊かな「特緑富士鳩」です。「名島亭 博多デイトス店」では、2021年に登場した店舗限定「醤油豚骨ラーメン」も継続して販売します。スープには福岡県東区の地元の醤油を使用し、キレがあり醤油の豊潤な香りたつ味わいに。こちらも「豚骨ラーメン」と同様に、スープと麺をブラッシュアップします。さらに美味しくなったラーメンを、常連の皆さまにも初めてのお客様にもぜひお楽しみいただきたいと考えています。

力の源グループは今後も、福岡で長く愛されてきた「名島亭」の暖簾を守り「名島亭」の味をより多くの方々に伝えていくため、商品ブラッシュアップを重ね美味しさを追求してまいります。


▼リニューアル概要

内容:「名島亭」全店のラーメンのスープ、麺などをリニューアル

対象店舗:名島亭 MARK IS 福岡ももち店名島亭 ららぽーと横浜店名島亭 博多デイトス店

リニューアル日: 2024年7月22日(月)

築炉釜出し 煮玉子豚骨ラーメン (イメージ)
「名島亭 博多デイトス店」外観(イメージ)
【博多デイトス店限定】
築炉釜出し 煮玉子醤油豚骨ラーメン(イメージ)

名島亭について

1987年、城戸修氏が福岡市東区名島の裏通りに創業した老舗豚骨ラーメン店。鋳鉄製の「築炉釜」で、スープをを継ぎ足しながらつくる「呼び戻し製法」によって丁寧に製造する豚骨スープは、深いコクとまろやかさが特徴。2008年放送のFBS福岡放送「九州ラーメン総選挙2008」で優勝するなど九州のラーメンファンからも支持が厚く、その味を求めて多くのお客様が訪れています。2016年、力の源グループに仲間入り。2022年に本店は閉店しましたが、現在福岡県内に2店舗、神奈川県に1店舗の計3店舗を展開しています。

●名島亭と力の源グループとの関係について

「一風堂」創業者の河原成美は、1985年の「一風堂」創業前にラーメン修行のため、当時の人気屋台「長浜一番」(現在は閉店)に弟子入りしました。その時に店を任されていたのが、「名島亭」創業者の城戸修氏でした。将来の夢を語り合い、日夜おいしさの研究を重ねた二人は、互いの独立後も親交を深め、2013年の福岡ラーメンショーや2014年の東京ラーメンショーでコラボレーションを行うなど、ラーメン業界発展のために協力を重ねてきました。その一方で、29年にわたって常に自身が店に立ち家族経営を続けてきた城戸氏は、ご本人とご家族の体力面での不安などから、店を閉めざるを得ないと考えていました。そんな折り、城戸氏から暖簾を下ろしたくないという葛藤を相談された河原は、城戸氏がこれからも「名島亭」から離れずに共にお客様に向き合ってくれるなら、と力の源グループで「名島亭」の暖簾を守る決意しました。力の源グループは今後も、愛される「名島亭」の暖簾を守り、「名島亭」の味をより多くの方々に伝えていきます。