2024.08.29

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

渡辺製麺は、2024年9月1日より、自社通販サイト(https://ec-ippudo.com/shop/c/c20/)にて「プラントベースそばつゆ」を発売します。

「プラントベースそばつゆ」は、従来のそばつゆに欠かせない魚介系のだしを一切使用せず、植物由来の原料を加工し、組み合わせて「だし感」を表現したつゆです。今後は通信販売に加えて、お土産店などでの販売も予定しています。発売に先駆けて、8月31日(土)9月1日(日)に北海道幌加内町で開催される「幌加内町新そば祭り」に出店します。

「プラントベースそばつゆ」 開発の経緯

力の源グループでは、博多発祥のラーメン店「一風堂」の海外展開を進める中で、地球環境への考え方、宗教・健康面などさまざまな理由で動物性のものを食べない、食べられない方が多くいることを実感し、「もっと世界中の方に日本食の美味しさと文化を届けたい」という思いでプラントベースラーメン構想をスタートしました。

商品開発にあたり、植物性油脂と大豆タンパクの研究開発を60年以上続けている不二製油株式会社(所在地:大阪府泉佐野市)の独自技術「MIRACORE®」を使用することで、豚骨を使用せずに豚骨ラーメンのような味わいのスープの再現に成功しました。2024年8月現在、国内「一風堂」では「ルミネエスト新宿店」、「銀座インズ店」、「金沢香林坊店」、「四条烏丸店」、アメリカでは「一風堂」全店舗および「Kuro-Obi」にてプラントベースのラーメンを提供しています。

渡辺製麺においても、海外への販路を開拓する上で、ヨーロッパをはじめとする海外への輸出規制をクリアするために、畜肉系や魚介系の原料を含まない商品が必要となりました。そこで、不二製油株式会社の「MIRA-Dashi®」を活用し、植物由来の原料で従来の「だし感」を再現する商品を開発しました。

力の源グループは今後も持続可能な社会の実現に向けて、食の在り方の多様化に対応することはもちろん、環境問題への対策も講じるなど、新しい食のライフスタイルを発信していきます。

「プラントベースフード」 とは

植物由来の原料で作られた料理や食品のことです。欧米を中心にブームとなり、日本でも相次いで飲食店やコンビニエンスストアがプラントベース商品を発表するなど、新しい食のライフスタイルとして広がりを見せています。「大豆ミート」等が代表的な例です。畜産を使用しないため環境負荷が少なく、持続可能な食品としても注目されています。

国内「一風堂」のプラントベース商品展開のこれまで

2021年2月 「プラントベース赤丸」新登場。国内44店舗で期間限定販売
2021年12月「プラントベース赤丸」を一部改良して店舗・期間限定で再販売
2022年1月 「プラントベース白丸」新登場。「プラントベース赤丸」と一緒に店舗・期間限定販売/お土産商品「プラントベースラーメン(白丸・赤丸)」をECサイトで発売
2022年7月9日 プラントベース商品を常時販売の新店舗「一風堂ルミネエスト新宿店」OPEN
2023年5月19日 「G7広島サミット」にて世界のメディアに向けてプラントベースのラーメンを提供


【「幌加内町新そば祭り」概要】

イベントサイト:https://horokanai-kankou.com/event/shin-soba-matsuri/

開催日程:8月31日(土) 8:30~16:00 / 9月1日(日)  8:30~15:30
開催場所:幌加内町役場周辺
     (北海道雨竜郡幌加内町字幌加内4699周辺)
渡辺製麺ブース提供商品:
・冷やしぶっかけそばプラントベースつゆ   600円(税込み)
・冷やし花芽わさびそばプラントベースつゆ  800円(税込み)

冷やしぶっかけそばプラントベースつゆ
冷やし花芽わさびそばプラントベースつゆ

【株式会社渡辺製麺について】

信州八ヶ岳で1949年に創業した麺類の製造・販売会社。2024年で会社設立から60周年を迎えました。長野県の名産品である信州そばをメインとした商品を製造・販売しています。また、直営飲食店のそば専門店「そば蔵」(長野県諏訪市沖田町3丁目52-2)を運営し、フレッシュな信州そばの美味しさをお客様にお届けしています。2009年に博多発祥のラーメン店「一風堂」を運営する力の源グループに加わり、「一風堂」のお土産商品や物販商品の製造・販売も手掛けています。

会社名  株式会社渡辺製麺(わたなべせいめん)
所在地  〒391-0396 長野県茅野市北山4724番地
設立   1964年
代表者  代表取締役社長 平賀 正朗
URL    https://www.watanabeseimen.co.jp/