FEATURE
- CROSS TALK #04
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- 夢はいつも自分自身で掴むもの
- 一風堂にはその環境が用意されている
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- ソラノイロ×力の源ホールディングス
2生産者さんとの繋がり
生産者さんに貢献したいという気持ちが年々強くなっている
─ そんな宮崎さんがこれからやっていきたいこと、今考えていることはどんなことですか?
自分にしかできないことでお客さまを喜ばせて、世の中とか業界のためになればいいなと思っています。
あと、今は生産者さんに貢献したいという気持ちが年々強くなっています。最近は地方の農産物を使った町おこしの依頼がすごく多いんですね。過疎化を止めたいとか、農産物を作っても生活していけないとか、みなさんすごく深刻な問題に悩んでいる。
今のように地方と繋がるきっかけは、とあるリンゴからでした。
あるお客さまの叔母さんがりんご農園をやっていて、味はいいのに形が悪くて出荷できないハネものがいっぱい出るから引き取ってくれないかという話になって。うちはスムージーをやっているからそれは有り難いってことですぐに話がまとまりました。
それが最初で、次は熊本の上天草から町おこしで天草四郎餃子を作って欲しいという依頼があったことかな。僕はずっと天草大王※を使いたいと思っていたので、その時に思い切って、天草大王の生産者を紹介して欲しいとお願いしたんですね。それが縁で2軒の鶏舎に行くことができて、生産者さんから直接天草大王を仕入れさせてもらえることになりました。
- ※天草大王:熊本県内でのみ飼育生産されている大型の地鶏。
生産者さんから直接送ってもらうと、あの人が育てている鶏なんだと思うことで気持ちの入り方が全然違いますね。彼らも僕の仕事ぶりを知ってくれて、使うことを喜んでくれたり。ある生産者さんはハラール認証を取って、世界に広げたいと頑張っているんですが、それを聞くと、うちも頑張ろうという気持ちになる。お互いにいい刺激になるので、生産者と直接繋がることは僕にとってすごくメリットが多いんです。

「あの人がいるからあの店に行く」と言われる人になりたい
─ 『西麻布 五行』時代からファンというか、お客さまがついていましたね。人を引き寄せる力が強い宮崎さんですが、それは意識してやっているのでしょうか?
もちろん意識しています。『西麻布 五行』にいた時は、上に店長がいたにも関わらず、僕は自分が店長だと思ってやっていました。負けず嫌いだから(笑)。普段から「ここは自分の店だ」と思ってお客さまに接していました。
会社が決めた役職はもちろん守らなきゃいけないけど、その店の顔が誰かはお客さまが決めることですよね。だからみんなを自分のお客さまにしてやろうという意気込みで働いていました。お店って「美味しいから行く」という人もいるけど、「その人がいて安心するから行く」ということもあるでしょう。「あの人がいるから行く」といわれる人になりたいと思っていました。
あとは、人とかかわることを面倒くさがらないことかな。時にわずらわしいこともあったりするかもしれないけど、その中に、良いことも悪いことも含めてある。それが人と関わるということだと思っていますから。

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